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  • 第9回 「デキる営業マン」は休日の展示場にはいない!  ― モデルルームであなたを待つのは誰なのか?

    第9回 「デキる営業マン」は休日の展示場にはいない!  ― モデルルームであなたを待つのは誰なのか?

    家づくりの良し悪しは、会社の看板ではなく「誰が担当になるか」で決まります。

    モデルルームで出迎えてくれた担当者が、話しやすかったからといって安心してはいけません。

    業界の不都合な真実

    実は、本当に実績があり、施主たちから信頼されているエース級の営業マンは、土日祝日の住宅展示場にはほとんど立っていません。

    なぜか。彼らは過去の施主からの紹介や指名の相談で、スケジュールがいっぱいだからです。わざわざ展示場で「新規の呼び込み」をする必要がないのです。

    では、土日祝日に展示場の入り口であなたを待っているのは誰でしょうか?

    入社したての経験不足な新人

    なかなか成績が上がらない担当者

    とりあえず順番で座らされている担当者

    運任せで出会った担当者が、あなたの「人生最大の買い物」を差配する能力を持っている保証はどこにもありません。

    【プロの眼力】

    最初に対応する営業担当者が、必ずしも優秀とは限らないという現実を考えてみて下さい。

    どれほど立派な理念を掲げている会社でも、社員全員が同じ知識や経験を持っているわけではありません。

    組織が大きくなればなるほど、営業担当者ごとの力の差は、はっきりと出てきます。

    よって、担当者は、会社から「割り振られるもの」ではなく、あなたが**「選ぶもの」**です。

    もしその会社が気に入ったなら、こう切り出してください。

    「社長や支店長、支社長など、責任者クラスの人と会えますか」と聞いてください。

    「責任者の方とお話しさせてください。」とお願いしてみてください。

    そして、面談出来たら「御社で一番経験豊富で、現場を熟知した担当者をつけてください」これを言えるかどうかが、あなたの住宅づくりの成功と失敗の分かれ道です。

    家づくり #住宅展示場 #ハウスメーカー選び

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  •  【第4群】 会社・人という見えにくいリスク

     【第4群】 会社・人という見えにくいリスク

    ここまでは、住み心地の違和感がなぜ起きるのかを見てきました。では、その違和感は、誰のどの部分から生まれるのでしょうか。ここからは「会社」と「人」という、見えにくい部分を整理します。

    第8回 大手ハウスメーカーは安心という「幻想」
    ― 巨大な組織が準備する、自社を守るための法律の壁

    「名前を知っている大きな会社なら、何かあっても守ってくれるはず」……そう信じて契約書に判を押す方は少なくありません。しかし、一級建築士として多くの紛争を見てきた私から言わせれば、会社の大きさと、あなたの安心は、決して比例しません。

    むしろ大手であればあるほど、万一トラブルが起きた際に「会社側の責任を最小限にする仕組み」が、驚くほど冷徹に整っています。

    弁護士が作り上げた「会社を守るための契約書や約款」という有利な条文

    大手の契約書や約款(やっかん)を読んだことがありますか? 専門用語が並ぶ書類は、経験豊富な弁護士たちが知恵を絞り、徹底的に「会社側が不利にならないよう」作り上げられた原案なのです。

    いざ住み始めてから不具合が見つかり、あなたが「こんなはずじゃなかった」と訴えても、彼らはこう答えます。

    「契約書の〇ページをご覧ください。仕様の範囲内と明記されています」

    「法的な基準は満たしております。これ以上の対応は致しかねます」

    アフターサービスを強く打ち出している会社であっても、実際には、会社が決めた標準仕様や社内ルールが優先され、施主の思いが十分にくみ取られない住宅も見受けられます。

    誠実な工務店なら「申し訳ない、すぐ直します」と動いてくれる場面でも、組織が大きいほど「社内ルール」や「契約の文言」が優先され、一人の施主の叫びは、巨大な壁に跳ね返されてしまうのです。

    【プロの眼力】

    大手を選ぶなら「ブランド」を信じるのではなく、**「その契約書が、施主を縛る鎖になっていないか」**を疑うことから始めてください。知名度と誠実さは、決してイコールではないのです。

    そして不安を感じたら、署名捺印は絶対にせず、別の建築会社を探しましょう。

    #ハウスメーカー選び #住宅ローン契約 #注文住宅のトラブル

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