キッチン

新築のキッチン選びで後悔しないために知っておくべきタイプ別の特徴とは?

キッチンは毎日の食生活の源となる場所であり、主婦の方が一日の多くの時間を過ごす、とても重要な場所になります。

ある統計によると、主婦の方が1日にキッチンで過ごす時間は実に2時間以上との統計が出ています。

キッチンとはそんな長い時間を過ごす場所ですから、使う人にとって料理や片付けのしやすい、快適な空間にすることが大切です。

もしキッチン選びに失敗してしまうと、毎日のキッチンで過ごす時間が苦痛なものになってしまいかねません。

逆にキッチンを快適な空間にすることができれば、今までキッチンに立つことを苦痛に思っていた方でも、キッチンでの時間を楽しむことができるようになるかもしれません!

そんな調理の時間が楽しくなるような、快適で笑顔の溢れるキッチン選びのお手伝いができればと思います。

こちらの記事ではキッチンの型のタイプやレイアウトについて、その特徴を解説していきますので、キッチン選びに後悔することのないよう、キッチン選びの際のご参考になればと思います。

 

キッチンの型のタイプ

一言でキッチンと言っても、その型のタイプは様々あります。

それぞれに使い勝手が違い、メリットとデメリットがあるため、それぞれの特徴を知っていただいた上で、ご自身に合った型のタイプを選んでいただきたいと思います。

I型キッチン


引用:http://www.happylife03.com

I型キッチンはシンク、調理台、コンロなどが横に一直線に並んだキッチンのことをいいます。

価格面や省スペースの利点から、一般的に多くの住宅で採用されています。

特に間取りの関係でキッチンをコンパクトにしたい場合にはお勧めです。

ただし、横に一直線のタイプのため、どうしても横への動きが多くなる点や、複数での調理の際には少し不便に思うことがあるかもしれません。

またI型キッチンはほぼ横への移動が中心のため、横に長くし過ぎると冷蔵庫までの動線が長くなるなどの不便が出てきますので、あまり横に長くし過ぎないのがポイントといえるでしょう。

 

Ⅱ型キッチン


引用:https://auiewo.com/blog/nigagakittinn

Ⅱ型キッチンはシンク、調理台、コンロなどの2つのカウンターが並列に並んでいるキッチンのことをいいます。

こちらのⅡ型キッチンは、複数人での調理も比較的しやすいレイアウトになっています。

一番大きなメリットは、2つのカウンターが並んでいることで体の向きを変えるだけでどちらのカウンターにもアクセスできるため、調理の動線を大幅に削減できます。

またカウンターが2つあることで、多くの収納を設置することができるのもメリットといえるでしょう。

ただし、2つのカウンターを並列に設置しなければならない点や、更に食器棚なども設置しようと思うと、広いスペースが必要になってきますので、スペースに余裕のある方にお勧めのタイプになります。

Ⅱ型キッチンを採用する際には、2つのカウンターの間の通路幅をあまり広くしてしまうと距離ができてしまい調理がしにくくなってしまうので、通路幅を広くし過ぎないのがポイントです。

通路幅は80~100cmくらいにすると、振り向いた時にすぐにカウンターがある状態になり、ほば移動することなく調理ができるため、とても便利だと思います。

 

L型キッチン


引用:https://twitter.com/creo_home/status/999882435671158785

L型キッチンとは、コンロとシンクを90度のL字型に配置したキッチンのことをいいます。

L型キッチンの最大のメリットは、調理の際に90度向きを変えるだけでコンロとシンクを行き来できるため、ほとんど移動することなく調理ができます

またコーナーのキッチンの上のスペースには、調理済みのお鍋や盛り付けの際のお皿などを置いておくことができるため、調理のしやすさも抜群といえるでしょう。

ただしその反面、コーナーの収納部分は比較的デットスペースになりやすいため、コーナー部分専用の収納ラックなどを利用して、なるべくデットスペースを作らない工夫が必要になってきます。

またL型キッチンは、対面型にすることでリビングを見渡すことができ、家族とのコミュニケーションやお子さんの姿を見ながら調理することができるため、L型キッチンの場合は対面型がお勧めのタイプになります。

 

U型キッチン


引用:http://sumai.panasonic.jp/kitchen/set_plan/detail.php?id=l-class02

U型キッチンとは、シンク、調理台、コンロなどをUの字に配置したキッチンになります。

シンク、調理台、コンロなどの位置も、ご自分のお好みに合わせて配置することが可能です。

とても使い勝手がよく、調理の際の動線が短いため効率よく調理することができます。

また収納スペースや調理スペースも広々としているため、余裕をもって収納や調理ができたり、複数での調理の際にも、とても使い勝手がよいでしょう。

ただし設置するためには、Ⅱ型キッチン以上に広いスペースが必要になってきますので、リビングのスペースに余裕のある方でないと、採用は難しいかもしれません。

 

キッチンのレイアウト

キッチンのレイアウトについても様々ありますが、ご自分の調理のスタイルに合ったレイアウトを選んでいただきたいと思います。

壁付けキッチン


引用:https://press.hapisumu.jp/kitchen-merideme-a169843/

壁付けキッチンとは、キッチンの正面が壁についているタイプのキッチンになります。

壁付けキッチンの一番のメリットは、省スペースで配置できるため、スペースに無駄がなく、リビングを広く使うことができます。

壁に向かって調理するため、特に集中して調理をしたい方にはピッタリのレイアウトといえるでしょう。

その反面、調理中はリビングの様子を見ることができず、家族とのコミュニケーションをとることも難しくなります。

またリビングからキッチンが丸見えになっていて、散らかしっぱしにすればとても見苦しいため、常に片付けをしっかりとして、いつも綺麗な状態を保つ必要があります。

そのため整理整頓に自信がない方には、あまりお勧めできないレイアウトかもしれません。

またゴミ箱の置き場所一つとってもよく考えなければ、見た目が悪くなってしまいますので、キッチンにゴミ箱専用の引き出しを作ったり、ゴミ箱付きのキッチンワゴンなどを利用して、ゴミ箱を見えないようにする工夫をするといいでしょう。

 

対面キッチン


引用:https://reparer.co.jp/2017/10/06/lixil

対面キッチンとは、キッチンで調理台やシンクに向かって立った時に、体がダイニングやリビング側を向く設計のキッチンのことをいいます。

キッチンのレイアウトの中で一番人気があるのが、この対面キッチンになります。

メリットとしては、調理中にリビングを見渡すことができるため、家族とのコミュニケーションやお子さんの姿を見ながら調理することができます

またキッチンとダイニングが近いため、配膳の面でも便利といえるでしょう。

配膳に関してはリビングの形にもよりますが、キッチンとダイニングを横並びの配置にすると、横の動きだけで配膳できるため更に配膳が楽になります。

ただしデメリットとしては、どうしても調理の際の臭いがリビングに広がりやすい点が挙げられます。

またフルオープン型の対面キッチンにしてしまうと、キッチンが丸見えになってしまうだけでなく、来客時にはお客さんに調理しているところが丸見えになってしまうため、整理整頓や調理が苦手な方には、フルオープン型はお勧めできません。

そんな方はカウンター式の対面キッチンにしていただくことで、キッチンの中や調理している手元など人には見られたくない部分を隠すことができるため、見せたくない部分を見えないようにすることができます。

また、お皿洗いの際の水はねや調理の際の油はねを抑えてくれるという面でも、カウンター式の対面キッチンはとても有効です。

 

アイランドキッチン


引用:https://reparer.co.jp/2017/10/06/

アイランドキッチンとは、その名の通り『アイランド=島』の形を再現した、調理台やシンクなどの作業スペースを、壁から離した場所に設計したキッチンのことをいいます。

多くの方が、一度は憧れるタイプのキッチンではないでしょうか?

アイランドキッチンは、とてもデザイン性に富んでいて、とても高級感があるため、お友達に自慢したくなるようなスタイリッシュなデザインになっています。

また解放感も抜群で、スペースも多くとれるため、複数人で楽しく料理をすることも可能です。

ただし知っておかなければならないのは、設置後に後悔する方が多いのも、このアイランドキッチンであるということです。

デメリットとしては、設置に際してかなり広いスペースが必要となる点が挙げられます。

もし十分なスペースがないのに憧れだけで無理に設置してしまうと、その分リビングが狭くなってしまいます。

また、アイランドキッチンはキッチンが全て丸見えのレイアウトになっているため、汚れたままにしておくととても見苦しく、掃除や整理整頓がとても大変です。

また対面式と同じように、お皿洗いの際の水はねや調理の際の油はねにも注意しなければならなりません。

こういった点から実際に設置後に後悔される方も多いため、デザインだけで選ぶのではなく、これらの点をクリアできるかを十分に考えた上で慎重に検討していただきたいと思います。

 

まとめ

キッチンは多くの時間を過ごす主婦の方にとって、とても重要な場所になります。

一言に『キッチン』と言っても、色々なタイプのものがあり、レイアウトも様々です。

『調理の際の動線を極力少なくしたい』

『調理の際も家族とコミュニケーションを取りながら、大切にしたい』

など、いつも使う人の使い勝手を一番に優先して、キッチン選びをすることがとても大切といえるでしょう。

キッチン選びは、その後の調理の際のモチベーションにも直結してきます!

ぜひ参考にしていただき、少しでも理想のキッチンに近づけていただきたいと思います。