流れ

家づくりの流れ(工程)。思い立ってから入居までの手順とは?

家づくりを決心し、いざ始めようと思ってはみたものの、一体何から始めて、どんな手順で進めていったらいいの?と思われる方もいるでしょう。

この流れを知った上で、家づくりを進めないと、希望の入居日に入居できないなんてことも…

もしこれが増税前などであれば、決められた日までに入居もしくは契約日しておかないと、増税の対象になってしまい、無駄なお金がかかってしまうことになります。

そういったことがないように、この記事では、家づくりの『思い立ってから完成までの流れ』を解説していきます。

流れを知っておくことで、スムーズな家づくりになればと思います。

 

工程1:家(生活)のイメージをする


引用:http://michirich.com/%E5%BC%95%E3%81%8D%E5%AF%84%E3%81%9B%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87/

家づくりを始めるにあたっては、まずは第一に『どんな家に住みたい』などの家のイメージや、『こういう生活がしたい』などの生活のをイメージすることが重要です。

無料の資料請求やインターネットなども活用すれば、よりイメージを膨らませやすいでしょう。

ある程度イメージができたら、『ここだけは譲れない!』などの優先順位も決めておくと、よりスムーズに家づくりが進むと思います。

 

工程2:資金計画をする


引用:https://samata-k.com/blog_post/none/3936/

資金計画も最初に行っておくことが、とても重要です。

・自己資金がいくらあるのか?

・購入後、何にどれだけのお金が必要なのか?(教育費、車の維持費や買い替え費用、税金の支払いなど)

・老後にいくら残せるのか?

など購入後のライフプランを考えた上で、家づくりにいくらお金をかけることができるのかを、計画する必要があります。

ご自身で計画するだけでは不安な方は、資金計画のプロであるファイナンシャルプランナーに相談するのも良いでしょう。

 

工程3:土地探し


引用:http://www.ai-designroom.co.jp/blog/2016/12/post-132.php

土地探しにおいては、利便性や住環境などのいくつかのポイントを必ず抑えた上で購入しなければ、後で後悔したり、思わぬトラブルに巻き込まれる危険性もあります。

また、すべてが希望通りの土地はなかなか出てきませんので、優先順位を決めて、優先度の低いものは妥協するなどの選択も視野に入れておく必要があります。

理想を追い求めるがゆえに、数年間、土地が決まらないなんてこともあり得ますので…。

また特にその土地が、浸水や土砂崩れなどの危険がないかを地盤サポートマップ国土交通省ハザードマップ必ず事前に調べておくことを強くお勧めします

 

工程4:建築会社選び


引用:http://laralight.hatenablog.com/entry/2017/10/20/113642

建築会社選びで、その後の家づくりは大きく変わってきます。

建築会社にはハウスメーカーや工務店、設計事務所などがあります。

それぞれの建築会社には得意分野とそうでない分野がありますので、自分の理想を叶えてくるような、自分の建てたい家にマッチした建築会社を探しましょう。

またアフターサービスは充実しているのか?など、生涯にわたって自分の家を任せられる建築会社なのかも考えて、慎重に選ぶようにしましょう。

特に1件目で『いいなぁ』と思っても、1件目では決めないでください

必ず数件は建築会社を回って、他社と比較することで、その時は見えていなかったことが見えてくることがありますので、必ず何件か比較しながら決めていきましょう。

 

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工程5:敷地調査


引用:http://www.mitsuihome.co.jp/home/beginner/site.html

敷地調査では、その敷地に『どれくらいの大きさや高さの家が建てられるのか?』などの法的規制や、接道義務などの法令遵守の詳細、『どのような届け出が必要か?』などをしっかりと調査します。

また傾斜地の場合、隣地や道路との高低差が1mを超える場合は、擁壁工事をしなければならない場合もあります。

こういった場合は事前にしっかり調べておかないと、思わぬ大きな出費になる可能性がありますので、土地探しはポイントを抑えて慎重に行いましょう。

 

工程6:設計プラン打ち合わせ


引用:https://chumon.house/plan-order

ご自身の要望を建築会社に伝え、間取りや外観、設備などのプランの打ち合わせを行います。

なるべく細かく要望を伝え、概算見積もりを出してもらいましょう。

またプランニングの際に、こちらの要望を聞くだけの建築会社ではなく、的確な提案をしてくれる建築会社を選んだ方が、いい家を作る近道と言えるでしょう。

 

工程:住宅ローンの事前審査


引用:https://www.kansaijyutaku.com/jizen-shinsa/

建築会社とある程度の建物の構想が決まったら、ローンの事前審査が必要になってきます。

ローンの審査は事前審査と本審査がありますが、事前審査は契約前に行う仮審査で、借入可能額、借入年数、金利優遇などの融資条件の確認ができるものです。

購入者が用意しなければならない必要書類は、本人確認書類(免許証、健康保険証)の表裏のコピー、源泉徴収票(サラリーマンの場合)、印鑑が必要になります。

家の資料や土地の資料も必要ですが、こちらは建築会社の方で用意してくれます。

また事前審査と本審査で大きく金額が変わってしまうと、本審査で落とされてしまうことがありますので、事前審査の段階で、なるべく正確な金額を出せるようにしておきましょう。

 

工程8:建築請負契約


引用:http://blue-myhouse.com/construction-contract

間取りや設備などの詳細を決め、金額に納得したら建築会社との間で建築請負契約を交わします。いわば、本契約です。

この際、『プランに漏れはないか?』『本当に納得したのか?』再度確認してください。

途中での変更は、通常よりも割高な費用がかかったり、そもそも変更できない場合がありますので、本契約の際は慎重に最終チェックしましょう

 

工程9:地盤調査


引用:https://ieny.jp/post/188

地盤調査とは、その地盤の上に建物を立てることができるかを調査するもので、建物の大きさや構造が決まってから行います。

『え!?土地を買う前に地盤調査できないの?買う前に地盤が弱いことが分かってたら買わないのに!』

と思われる方も多いと思います。

ただ地盤というのは1つの土地の中でも、地盤の強い場所と弱い場所がある場合もあるため、建物の設計と建てる場所が決まった上で、その建物を建てるために必要な場所の地盤を調査しないと意味がないのです。

そのため、地盤調査は本設計の後に行うことが多いのです。

 

工程10:住宅ローンの本審査


引用:https://www.kansaijyutaku.com/hon-shinsa/

事前審査に出した金額までであれば、ほぼ本審査も通る可能性が高いです。

ただ、プランの変更などで金額が大きく上がってしまうと本審査で落とされてしまうこともありますので、プラン変更は慎重に行いましょう

ただ注意点としては、健康状態に問題があり、団信(団体信用生命保険)に加入できない場合は、落とされてしまう可能性があります

また、事前審査から本審査の間に仕事を辞めたり、転職してしまうと審査に通らなくなる可能性が高いので、住宅ローンを契約するまでは仕事を変わらないようにしましょう。

 

工程11:建築確認申請


引用:https://iesaku.com/building-certification-application

建てようとしている建物が建築基準法の定める規定に合致しているか確認するため、審査機関に申請を行います。

無事に審査が通れば『確認済証』が発行され、晴れて家を建てることができるようになります




 

工程12:地鎮祭


引用:https://www.townnews.co.jp/0117/2018/07/12/440004.html

建築の着工前には神主さんを呼んで、工事の安全を祈願する地鎮祭を行うのが通例です。

神主さんに支払うお金やお供え物の費用が掛かってきますので、準備しておきましょう。

 

工程13:着工~上棟式~完成

引用:https://www.sumailab.net/column/theme/1/article/22/

 

いよいよ工事の着工です。

途中、棟木が上がったときに行う上棟式を行うこともありますが、近年はやらなかったり、神主さんを呼ばずにお供え物だけで簡単に済ませることも増えています。

工事の間は、なるべく現場を見に行くようにしましょう

工事がしっかりと行われているかのチェックにもなりますし、大工さんと仲良くなれば多少の融通は聞いてくれたり、運がいいと家具をサービスで作ってくれるなんてこともあるかもしれません。

 

工程14:完了検査・竣工検査


引用:https://rehome-navi.com/articles/76

建物が完成すると建築基準法に基づいて第三者機関による完了検査が行われます。

完了検査では、『申請通りに工事されているか』、『法規定に違反する箇所はないか』などの検査が第三者機関の立会いの下で行われます。

またそれとは別に、建築会社、工事管理責任者、施主によって建物の最終検査の竣工検査を行います。

『間取りや外観、内装などが注文通りにできているか』、『設備に不備はないか』などを確認します。

また床や壁などに傷や汚れがないかも、ここでしっかりと確認し、少しでも不安なことや気付いたことがあれば、必ずこの時に建築会社に確認するようにしてください

 

工程5:入居


引用:https://commonhome.info/?p=8734

そして、いよいよ待ちに待った入居の日です。

引っ越し費用や、ご近所への挨拶回りの費用も掛かってきますので、予算に入れておきましょう。

 

まとめ

家づくりの流れ(工程)を紹介しました。

流れ(工程)についてのパターンはほとんど決まっていますが、とても多くの工程を経て家は完成するため、思った以上に時間がかかります

土地から探して家づくりを始める人には、1年くらいは期間がかかることを覚悟の上、進めて行っていただきたいと思います。

もし目的の入居日がある場合は、逆算して家づくりを始めましょう。

また建築会社を決定後は、ほとんどの工程を建築会社が主導で進めてくれます。

施主に関しては土地探しや建築会社選びが重要となってきますので、ここは慎重に決めていただきたいと思います。